2017年ITTFワールドツアー・オーストリアオープンでの倪夏蓮(ni xialian)選手(ルクセンブルク)と橋本帆乃香選手の試合。(0:55)
ツブダカマン的ツブ高考察
カットマンの橋本選手に対し、倪夏蓮選手はツブ高ラバーでの緩いフォアドライブ(軽打)から勝負どころで中打から強打のフォアドライブでラリーを決めるツブ高選手にとって理想的な展開。
注目すべきは、高く浮いたカットに対して攻撃をしかけていない点です。
ツブ高ラバーを使う選手にとって
高いボール≠チャンスボール
なんですよね。高いボールがチャンスボールじゃないんです。むしろ高い方が打ちづらい場合があります。
倪夏蓮(ni xialian)選手も高いボールを攻撃しないのは、攻撃するのには向いていないと判断したからでしょう。
動画0:34あたりの低いボールから攻撃をしかけ始めています。
まとめ
- 回転量が多いカットに対しては緩いドライブでつなぐ
- 回転量が少ないカットに対しても緩いドライブでつなぐ
- 高く浮いたカットに対しても緩いドライブでつなぐ
- 「これは攻撃できるぞ」と判断した時は低いカットでも攻撃をしかける
ツブ高ラバー(フェイントロングII)を駆使して年齢を感じさせないプレーをする当時54歳の倪夏蓮選手。ツブ高ラバーを使う私ツブダカマンにとってはまさにお手本です。
また、この試合は1試合の試合時間が1時間33分42秒という長時間にわたり、近代卓球の歴代最長時間であるとITTF(国際卓球連盟)が発表しました。
素晴らしい!!