2015年ITTFワールドツアー・ザグレブオープンでの倪夏蓮(ni xialian)選手(ルクセンブルク)と酒井春香選手の試合です。
ツブ高(粒高)ラバー(フェイントロングII)を駆使して年齢を感じさせないプレーをする当時52歳の倪夏蓮選手。
以下、ツブ高ラバーを20年必死こいて使っているツブダカマンの考察です。
倪夏蓮のレシーブ(ペン粒)
酒井選手のナックル系ロングサーブに対してのレシーブが非常に安定しています。
ショート系のスピードが無いレシーブをすると回転がかからないため強打をされます。強打をさせないようにツブ高ラバーで軽いドライブをかけながら、ある程度のスピードを出して返球しています。
倪夏蓮のフォアハンド(ペン粒)
酒井選手のドライブ回転に対して倪夏蓮選手がフォアハンドを振る時は、叩く(弾く)ミート打ちではなく軽いドライブ回転をかけています。
これはボールを安定させるためでしょう。ミート打ちをするとボールが曲線を描かず真っ直ぐ飛び出してしまうのでオーバーミスが多くなります。それを防ぐためでしょう。
逆に、酒井選手の下回転をフォアハンドで打つときはドライブ回転をかけずにミート打ちでポンと弾ませるように打つことが多いです。
倪夏蓮のバックショート(ペン粒)
右利きのフォアサイドを切るコースへの倪夏蓮選手のバックショートがエグいですね。
まとめ
ペンツブ高(ペン粒)と言えばバックショートを多く使うのが今までの相場。
しかし倪夏蓮選手は圧倒的にフォアハンドを使うことが多いです。ペンツブ高でも世界を目指すなら、バックだけではなくフォアハンドの技術が必須ということでしょうね^^;
粒高でもドライブ出来るんですよね
只柔らかい粒高が変化が出やすくドライブやりやすく特に男子のドライブの様な強烈な回転には止めずらく硬い粒高はミートがやりやすく硬い方が打ち易く強い回転でも止めやすく変化度は少なめでどっちつかずなんですが
両方出来る粒高ラバー今現在有りませんよね
変化がありドライブがやりやすくかつ止めやすく打ち易い粒高ラバー